会社員は週5日程度、仕事をします。毎日朝から夕方まで働き、夜遅くまで残業する日もあれば、時には休日出勤もします。若手は、学生時代の遊びが中心の生活から一転して、仕事中心の生活になり、疲れてしまうこともあるでしょう。仕事中には、上司や先輩に気を使いながらも、営業であればクライアントのケアをして、ヘトヘトになってしまうでしょう。
仕事には多くの業務が発生します。例えば、
・社内用資料の作成
・クライアントへ提出する資料の作成(提案書・見積など)
・メール対応
・電話対応
・社内外の調整
・社内外の打ち合わせの進行
・その他雑務
・社内外の飲み会や、イベントの幹事
など、莫大な業務量が発生していることでしょう。
全ての業務に全力を出して、ベストな仕事するのが最高ですが、時間も限られている中で、疲れてしまいますよね。ただ、手抜きをすると、上司やクライアントに怒られるし、バランスが難しいですよね。
でも、常にベストの仕事をしなくても、いいんです!
ただ、そのために大事なことがありますので、下に記載します。
1.手を抜く部分があっても良いが、「ベストな状態」がどの状態かを理解した上で、「妥協点」を設定する。
2.社内外問わず、相手がある仕事の場合、相手に期待されているレベルを把握する
3.仕事に優先順位をつける(当たり前だけどね)
手を抜く部分があっても良いが、「ベストな状態」がどの状態かを理解した上で、「妥協点」を設定する。
ベストな仕事をする場合はどこまでかを理解しつつ、妥協点を設定しておかないと、手の抜き方がわからなくなります。
例えば、打ち合わせをする時は、
打ち合わせの「最終ゴール」を理解しつつも、「妥協点」として、「この打ち合わせで、どこまでを決めることができれば、次のステージに進める。」を自分の中では設定しておき、そこまで達成できた場合に、そこまででOKとする。
というのも一つの手の抜き方です。
大事なことは「妥協点」の設定です。「妥協点」を見誤ると大失敗します。社内やクライアントからの信頼を損なう危険性がありますので、設定は慎重にしましょう。
事前にコミュニケーションを取って、温度感を探っておくことが大事です。
社内外問わず、相手がある仕事の場合、相手に期待されているレベルを把握する
前項とも重なりますが、手を抜いても良い「妥協点」を正確に設定する必要があります。
事前にコミュニケーションを取って、温度感を探っておくことが大事です。
クライアントが「レベル3まで提案してほしい」という要望に対して、「レベル2で納得してもらえるか?」を把握しておくことが大事です。
ベストな答えを考えると「レベル3まで提案してほしい」という要望に対しての、「レベル5の提案をする」ことかもしれませんが、手を抜かざるを得ない場合は、どこまでが許容範囲かを把握しましょう。
また、事前のコミュニケーションの中で、ゴール地点のハードルを下げておくというテクニックもあります。(進捗を都度報告しておき、少し厳しい雰囲気を出しておくなど)
仕事に優先順位をつける
当たり前だ!優先順位がないと、どの業務に妥協するのかの判断ができないぞ!
怒られないように、うまく妥協してライフワークバランスを保ちつつ、良い社会人生活を送っていきましょう。